オスグッドでお悩みの方へ

　オスグッドは、オスグッド・シュラッター病とも呼ばれる、スポーツ障害です。

　小学校高学年から中学といった成長期に起こることが多く、膝の下にある骨にでっぱりと痛みが出ます。

　オスグッドは、蹴りやジャンプ、走るといった動作が多くなる、サッカーやバスケットボール、陸上などといったスポーツで起こりやすいスポーツ障害です。

　成長期においては、骨の成長と、筋肉の成長が釣り合っていないことがあります。

　そのような状態で膝に曲げ伸ばしの負荷をかけすぎてしまったり、その後にケアをしていなかったりすると、筋肉と軟骨との間に一部乖離が起こり、痛みや腫れが出てしまうことがあります。

⑴　痛みを我慢して運動し続けるリスク

　痛みを我慢して負荷をかけ続けると、痛みはますます酷くなります。

　場合によっては手術を必要とするような状態になることもありますし、人によっては成人してからも影響が残ってしまうことがあるため、痛みや腫れがある場合には我慢せず、まずは運動を中断することが必要です。

 

⑵　運動をやめて自然によくなるのをまつリスク

　成長期に多い痛みということで、その間は過度な運動を控え、自然治癒を待つということもあるかと思います。

　自然治癒の場合、長期にわたり運動ができなくなってしまうおそれがあり、部活などでスポーツをしている場合には技術やモチベーションにも深刻な影響があることが考えられます。

　ご自分やご家族だけで状態を見ていると、よくなるまでにいつまでかかるか分からないことから、大きな不安があることも考えられます。

　オスグッドになった場合には、一度整骨院にご相談いただき、検査をお受けになることをおすすめします。

　厳密には整骨院での治療は施術と言いますが、一般的には整骨院が行うものについても治療と言われることが多いので治療と記載します。

 

⑴　カウンセリングと検査

　当院では、まずはカウンセリングとともに、お身体の状態を丁寧に検査いたします。

　筋肉の柔軟性や筋力についてはもちろん、お身体のバランスがどうなっているか、歪みがないかの検査、お身体の使い方など、必要に応じて様々なことを確認し、治療計画を立てていきます。

　お身体の状態や治療計画については、ご本人やご家族にも丁寧にご説明いたしますので、納得しながら通院をしていただけるかと思います。

 

⑵　機械を用いた痛みの抑制

　膝に強い痛みが出ている場合には、低周波の機械などを用い、痛みの抑制を図ります。

　当院には様々な設備があり、それを一人一人に合わせて用いることで、より早く痛みを抑えることを目指します。

 

⑶　手技による筋肉や骨格の調整・矯正

　筋肉の柔軟性を高めるために手技を行い、状態の改善を図ります。

　その際、膝の筋肉だけでなく、関連する筋肉についても調整を行い、痛みが再発しない状態を目指します。

　また、人によっては骨格に歪みがあり、膝に負担がかかりやすくなっていることがありますので、必要に応じて骨格矯正も行っていきます。

　お子様でも受けられる優しい矯正ですので、安心してご利用いただけます。

 

⑷　丁寧なアドバイス

　練習量やお身体の使い方などについても、必要に応じてアドバイスをさせていただきます。

　安静にしている間どのようなことに気を付ければよいか、どのようなペースで運動を再開していけばよいかなど、疑問や不安がある場合も、お気軽にご相談ください。

　小さなお子様の場合、運動を続けたいという思いから、痛みがあってもなかなか言い出せないことがあります。

　そのため、周りの方が気付いて対応をとるということが非常に大切です。

　当院はスポーツをされる方にも多く通院していただいており、スポーツ障害の治療には非常に自信があります。

　お子様の様子を見ていて、もしも、痛そうにしていたり、動作に違和感があったりと、何か心配なことがありましたら、当院までご相談ください。